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第二幼稚園 とうきょうとすくわくプログラム「音を探そう」④

2025/03/06 第二幼稚園

第二幼稚園では、子ども達の主体的・協働的な探究活動を通して豊かな心の育ちをサポートする<とうきょうとすくわくプログラム>に10月より取り組んでいます。
今回は、2月に実施しました4回目の活動の様子をお知らせします。
第4回目の取り組みでは、年少組は音階のある楽器に初めて触れ、年中・年長組はこれまで触れてきた様々な楽器の特色に気付けるように環境を設定しました。

 

《年少児》
今回はアルト鉄琴とバス木琴を用意し、様々な素材のマレットで鍵盤を打ち、音階がある音を楽しみました。まず鉄琴と木琴のそれぞれの音をよく聞き、アルト鉄琴は「ピアノみたいな音」「電車の音」「ピンポンパンの音」等と表現し、バス木琴は大きさに驚きながら、「歩く音」等と表現していました。よく観察していくうちに鍵盤の長さの違いに気付き、長さによって音が違うことにも気付いていきました。また、マレットを鍵盤の上で横滑りにして出る音にも注目していました。

 

《年中・年長児》
年中児と年長児は、様々な音階のある楽器と音階のない楽器を用意し、それぞれ好きな楽器の音色を楽しみました。また、きれいな音を出す奏法を工夫して、即興のリズム創作もしてみました。
個々でたくさんの楽器に触れた後は、グループのお友達と協力しながら楽器を「音階のある楽器」と「音階のない楽器」に分けました。比較的スムーズに分けられたものの、音階はあるけれど鍵盤楽器のように揃っていないテンプルブロックやツリーチャイムは、あるとないの中間に置くなど、子ども達なりによく考えて分けていました。
次に、「木でできている楽器」「皮でできている楽器」「金属でできている楽器」のグループ分けにも挑戦しました。楽器によっては、木の中に金属が使われていたりして判別が難しいものもありましたが、以前にオルフ講師から教えてもらった等の互いの知識を伝えあい、戸惑うことなく取り組んでいました。