新年を迎え、３学期が始まりました。
冬休みの経験から、かるたやすごろくのお正月遊びをしたり、紙版画に挑戦したり、節分に向けて鬼のお面製作に取り組んだりして過ごしました。例年実施している＜消防署出向の避難訓練＞や、季節の行事である＜節分の集い＞にも参加しました。
また、本学園付属幼稚園の特色であるオルフ保育の＜研究公開保育＞を実施し、学園内の先生方にオルフでのびのびと遊ぶ園児達の姿を参観していただきました。

《消防署出向避難訓練》
板橋消防署小茂根出張所の消防士の方に出向していただいて避難訓練を行いました。
はじめに園児の避難訓練の様子を見てご指導いただき、その後に消火器の扱い方や煙の中を避難する体験をしました。特に、煙体験では、周囲が見えない緊張感と、低い姿勢を保つ大変さを実感し、良い体験ができました。
最後にホールで園児達の素朴な質問に答えていただき、消防車や救急車でお仕事をされている消防士の方に感謝と労いの言葉を伝えました。

《オルフ研究発表会》
本学園付属幼稚園の特色の一つである「オルフ保育」の研究保育を行いました。
今年度は、『園生活と共にあるオルフ保育を目指して』というテーマで、日常の園生活で園児達が興味関心をもったり、経験したりしたことを素材に、日々の園生活の中に自然に音楽教育が溶け込んでいくことを目指して取り組んできました。
公開保育では、園児達は緊張する様子もなく、のびのびと身体表現やリズム、即興演奏などを楽しんでいました。
午後には協議会も行われ、学園内の音楽教室講師・幼稚園教諭の先生方から貴重なご意見をいただき、良い学びの機会になりました。

《節分の集い》
節分に因み、保護者有志の方のご協力を得て、全園児で「節分の集い」を行いました。
各クラスで、鬼に扮していただいた保護者と豆まきをしたり、♪鬼のパンツのダンスを踊ったり、集団遊びをしたりして楽しいひと時を過ごしました。
ホールでは、修了生の保護者である日本舞踊家・若見匠祐助氏による獅子舞を鑑賞しました。楽しく愛嬌のある獅子の動きに、園児達からは思わず歓声があがりました。節分や獅子舞について説明していただき、最後に一人ひとりの頭を獅子に噛んでもらい、邪気を払い、福を授かることができました。