- Home
- 新着情報
- 保育日記
- 第二幼稚園の保育日記
- 第二幼稚園 とうきょう すくわくプログラム「音を探そう」②
第二幼稚園 とうきょう すくわくプログラム「音を探そう」②
2024/12/10 第二幼稚園
子ども達の主体的・協働的な探究活動を通して豊かな心の育ちをサポートする<とうきょうすくわくプログラム>の取り組みで、11月に実施しました第2回目の活動の様子をお知らせいたします。
第1回目の反省として、楽器の種類が多いと選択できる楽しみはあるものの目移りしてしまい、一つの音にじっくり耳を傾けられない様子が見られた反省から、2回目は楽器を絞ってじっくりと取り組めるように環境を整えてみました。
《年少児》
今回はツリーチャイムを用意すると、一人一人がゆっくりと触れて音を聴き、音の出し方を工夫したり、楽器の素材や形に興味をもって眺めたりしていました。
ツリーチャイムの柔らかな音を、「キラキラの音」「ピカピカの音」などと子どもらしい言葉で表現していました。また、端から鳴らしてみる音と両側から鳴らしてみる音の違いに気付き、音の高低を感じた子どももいました。
《年中・年長児》
年中児にはバスウッドドラム、年長児にはバスウッドドラムとカホンを用意しました。
バスウッドドラムでは、スライドできる蓋に気付き、中を覗いたり、2つの蓋の開閉の仕方を工夫して音が変わるかを試したりしていました。また、叩く面の大きさにも注目し、叩く場所と音の違いを探究している子もいました。バスウッドドラムを囲んで音での掛け合いを楽しむ姿もみられました。
カホンでは、年長児は少しだけ触れた経験があり、カホンに跨ることは知っていましたが、楽器の仕組みをじっくり観察することは初めてで、興味深く穴の中を覗き、中に鈴が仕込まれていることを発見して、叩いた音を聴きながら鈴の存在と結び付けていました。
カホンの音色に「アフリカみたいな音」などと表現し、叩く音で会話をしたり、指揮役が演奏の順番を割り振ったりして楽しんでいました。
今回は楽器に空いている穴の存在と音との関連に興味をもって探究活動を進めることができました。