梅雨に入り始めた６月前半は雨の日が多かったですが、晴れ間をみつけては園庭で元気に遊ぶ園児達の姿が見られていました。
この時期は、全園児でお買い物を楽しむ「おみせやさんごっこ」をしたり、父の日に因んだ「日曜参観日」の実施や「父の日のプレゼント」製作をしたりしました。
また、防災訓練の一つとして、保護者の方にも参加していただく「園児引き取り訓練」も実施しました。

「おみせやさんごっこ」は、新しい環境の園生活にも慣れたこの時期に、全園児が共通のテーマで活動に取り組む遊びとして行いました。園児達は、それぞれのクラスで何屋さんにするかを話し合い、家庭から協力していただいた廃材を利用して工夫をした品物を何日もかけて製作してきました。
できた品物は保育室前に飾り、他クラスのお友達も自由に見られるようして、おみせやさんごっこ当日のお買い物を楽しみにできるようにしました。
当日は、年中・年長児はお店やさんとお買いものをするグループの交代制をとり、年少児はお買い物だけを楽しみました。お目当てのお店へ一直線に買いに行く子やあれこれと迷いながら買うものを決める子など、さまざまな姿が見られました。また、お店やさん役の園児も品物が売れるように元気な声でお客様を呼び込んでいました。
どの子も気に入ったものが買えたようで、嬉しそうな笑顔で品物を持ち帰りました。

６月第２日曜日に「日曜参観日」を行いました。あいにくの雨模様で、室内での活動になりましたが、園児達はおうちの方と一緒に笑顔で登園しました。
朝の会や集団遊びの様子を参観していただいた後、おうちの方と一緒に触れ合い遊びを楽しみ、降園前には親子一緒に紙芝居を鑑賞しました。年長組では、紙芝居をおうちの方々に読んでいただくという、いつもと違う雰囲気も楽しみました。
また、６月第３日曜日の父の日の前日に、園児達は、心を込めて描いたお父様の顔のプレゼントを大切に持ち帰りました。

今年度も定期的に避難訓練に取り組んでいますが、６月中旬に保護者の方にも参加していただく「園児引き取り訓練」を実施しました。
中型地震発生後、震度５強の地震が発生したという想定で、園児は近くの先生のところに集まり、　静かに指示を聞いて防災頭巾を被り、通園リュックを持って園庭に避難しました。保護者の方に　は、できるだけ速やかにお迎えにいらしていただき、引き取りカードの使い方の練習もしていた　だきました。
園児・保護者・職員が共に訓練に参加することで、子ども達と防災について話し合う良い機会に　なりました。