子どもたちのいない夏休みの間に、グランドの雑草がぐんぐん伸びて、グランドを覆うほどになりました。草があるとトンボやバッタなど虫が集まり、楽しみもあるのですが、運動会に向けて活動しやすいようにと、全学年で雑草取りをしました。
初めは葉や茎を掴んでちぎっていた子も、徐々にコツをつかみ、しっかりと根元で草を束ね、手や指先に力をいれ、足で踏ん張り、全身を使ってぬくことが出来るようになりました。
暑さが和らいだ午後には、年長組が運動会に向けてパラバルーンの練習をしました。
園庭での初めての練習は、年少組や年中組の注目の的、バルーンが風をはらみ、きれいな形を作るのは難しそうでしたが、リズムに乗って行う動作は、しっかり身に付けているようでした。

中旬には、大学のブラームスホールで、在園児親子と未就園児親子のための「えほんシネマの音楽祭」が第一・第二幼稚園合同で開催されました。
映像と音楽、朗読が一つになって、ダイナミックに、よりファンタジックに絵本の世界を楽しむことができる催しで、武蔵野音楽大学の学生さんが演奏を、そして、武蔵野音楽大学卒業生でNHK「おかあさんといっしょ」第 16 代うたのお姉さんの神崎ゆう子さんが朗読を聞かせてくださいました。
「えほんシネマ」の前後には楽器紹介のコーナーや、神崎さんの歌を聞いたり一緒に歌ったりするコーナーもあり、響きの良いホールで素敵な声や音色に包まれながら、心地よいひと時を過ごしました。